医療分野で活躍する炭素材料 ~意外な用途~
炭素材料は,黒鉛,活性炭,カーボンブラック,炭素繊維,ダイヤモンド、カーボンナノチューブ、グラフェンなど、多彩な形態で多岐にわたる分野で用いられています。その中には意外に知られていない用途も多いと思います。炭素材料学会1月セミナーでは、例年テーマを比較的自由に設定して、テーマに関連する基礎から最新情報までの講演を集めており、そんな意外な用途の紹介の場として貢献してきました。昨年は壮大で最も離れた距離での応用ともいえる「宇宙開発に利用されている炭素材料」を特集しました。今年は一転して最も身近な応用ともいえる医療分野に利用されている炭素材料について特集します。黒鉛のリチウムイオン電池負極への応用、炭素繊維の構造体分野への応用などに比較して、あまり知られていない用途ですが、医薬品や、生体内のイメージング、バイオセンサーなど炭素材料の特性を活かした大変重要で興味深い応用がなされています。今回、関連分野の第一人者である大学、企業の研究開発者に講演していただきます。現在、関連研究に取り組む方だけでなく、新しい研究テーマとして取り組みたい大学・企業の研究者に興味を持っていただけるような内容で準備しておりますので、多数のご参加をお待ちしております。
日時
2025年1月24日(金) 9:30~17:10 (予定)
場所
オンライン開催(予定)
主催
炭素材料学会
協賛
日本化学会,応用物理学会,日本薬学会,日本生物工学会,フラーレン・ナノチューブ・グラフェン学会,活性炭技術研究会
参加費(消費税及びテキスト代を含む)
【個人料金(1名のみ接続可)】
正会員・賛助会員・協賛正会員 30,000円
学生会員(協賛学協会含)5,000円
非会員 50,000円
学生非会員 10,000円
【グループ料金(最大5名接続可)】
正会員・賛助会員・協賛学協会正会員・学生会員(協賛学協会含)・学生非会員からなるグループ 45,000 円
学生会員(協賛学協会含)のみのグループ 7,500円
非会員を含むグループ 75,000円
学生非会員のみまたは学生会員(協賛学協会含)・学生非会員からなるグループ 15,000円
(※グループ選択は,以下の例をご参考ください。例3のように、個人参加とグループ参加とを組み合わせたほうがお得となる場合もございます。)
例1:正会員2名,学生会員(協賛学協会含)2名,学生非会員1名のグループの場合
⇒「正会員・賛助会員・学生会員(協賛学協会含)・学生非会員からなるグループ45,000円」
例2:正会員1名,非会員1名,学生会員(協賛学協会含)2名の場合
⇒「非会員を含むグループ 75,000円」
例3:正会員1名,学生会員(協賛学協会含)3名のグループの場合
⇒「正会員・賛助会員1名 + 学生会員(協賛学協会含)のみのグループ(30,000円+7,500円=37,500円」
プログラム
(敬称略)
- 9:30~11:00
ナノカーボンのバイオ応用
(名城大学) 湯田坂 雅子 - 11:10~12:40
慢性腎不全用剤 クレメジン
~医療分野における炭素材料の応用事例として~
(株式会社クレハ) 若穂囲 尚志 - 14:00~15:30
2次元ナノ炭素の化学修飾によるバイオ機能構築
(岡山大学) 仁科 勇太 - 15:40~17:10
炭素、ホウ素、窒素を含むナノ材料の精緻な機能化に基づく
癌ナノ医療とその社会実装への試み
(京都大学) 小松 直樹
申込方法
WEB上の手続きによる申し込みをお願いいたします。
郵便振替での支払を希望される方は, 学会HP から1月13日(月)までにお申込みください。
クレジットカードでの決済の場合,申込登録は,1月19日(日)まで受付可能です。
登録完了後,郵便振替票付請求書をお送りさせていただきます。参加費は1月19日(日)までにご納入ください(払込期日厳守)。
参加申込に関するお問い合わせはこちら
炭素材料学会 1月セミナーヘルプデスク
E-mail:tanso-koshukai[at]conf.bunken.co.jp([at]を@に変更してください。)
FAX:03-5227-8632