「リチウム二次電池の炭素負極、導電剤、バインダー」
脱炭素社会の取り組みに向けて充放電可能な二次電池への期待がますます高まっております。特に小型携帯機器用電源から電気自動車用電源までリチウムイオン電池は幅広く使用されており、その需要はますます拡大しております。また、全固体リチウム二次電池に代表される次世代二次電池の研究開発も盛んになっておりますが、実用化の観点からはリチウムイオン電池の需要は今後も拡大していくことが期待されています。本先端科学技術講習会ではリチウムイオン電池の炭素負極、導電剤、バインダーに焦点をあて、リチウムイオン電池および全固体リチウム二次電池の現状について、研究開発状況ならびに今後の展開などを講演していただきます。現在、リチウムイオン電池や次世代二次電池の研究開発に携わっておられる方々、また、これから取り組もうとされている方々のご参加をお待ちしております。
日時
2024年6月7日(金)10:00 ~ 16:40
場所
京都教育文化センター
協賛
電気化学会、電気化学会関西支部、電気化学会電池技術委員会、日本化学会、近畿化学協会
参加費
正会員(協賛学協会含)・賛助会員25,000円、学生会員(協賛学協会含)5,000円、非会員35,000円、学生非会員10,000円
プログラム
- 1.10:00 – 11:00
- 硫化物系全固体リチウムイオン電池におけるカーボン負極の研究動向
(京都大学)宮原雄人 - 2.11:00 – 11:30
- 二次電池負極材としてのハードカーボンの特徴と展望
(JFEスチール)須藤幹人 - 3.13:00 – 14:00
- 黒鉛へのリチウムの挿入脱離反応の評価解析
(京都大学)藤本宏之 - 4.14:00 – 14:30
- リチウム二次電池向け黒鉛材料の展開
(日本黒鉛工業)鳥居和人 - 5.14:30 – 15:00
- アセチレンブラックの特徴とリチウムイオン二次電池への活用
(デンカ)伊藤哲哉 - 6.15:10 – 15:40
- 大阪ソーダのリチウムイオン電池(LIB)用材料の開発
(大阪ソーダ)近田安史 - 7.15:40 – 16:40
- リチウムイオン電池業界の最新動向と今後の展望
(八山)馬場良貴
申込方法
郵便振替での支払を希望される方は、学会HPから5月16日(木)までにお申し込み下さい。クレジットカードでの決済の場合、申込登録は、5月30日(木)まで受付可能です。
登録完了後,郵便振替票付請求書をお送りさせていただきます。参加費は5月29日(水)までにご納入下さい(払込期日厳守)。当日の申込みも会場にて受け付けております(ただし、クレジットカード決済のみとさせて頂きます)。
■参加申込に関するお問い合わせはこちら
炭素材料学会先端科学技術講習会ヘルプデスク
E-mail:tanso-koshukai[at]conf.bunken.co.jp([at]を@に変更してください。)
FAX:03-5227-8632
■京都教育文化センターへのアクセス
http://kyoto-kyobun.jp/