「二次電池と炭素材料の現状と今後」
小型携帯機器用電源から電気自動車用電源までリチウムイオン電池は幅広く使用されており、電池の市場はますます広がっています。リチウムイオン電池には炭素負極が長年使用され、今後もその需要は拡大していくことが期待されていますが、既存のリチウムイオン電池に比べて安全性が高く、高エネルギー密度が期待されるとされる全固体電池(全固体リチウムイオン電池)などの次世代電池についても開発が進んでいます。
本先端科学技術講習会はこれまで毎年京都で開催され、リチウムイオン電池に特化した講習会として好評を博してまいりました。しかし昨今はリチウムイオン電池以外の電池も含めた幅広い二次電池の研究開発も進んでいます。本年の講習会では、リチウムイオン電池のほか、次世代電池の開発を行っている企業・研究者の方々に自社の研究開発状況や今後の展開などを講演していただきます。現在、リチウムイオン電池やポストリチウムイオン電池の研究開発に携わっておられる方々、また、これから取り組もうとされている方々のご参加をお待ちしております。
日時2022年6月7日(火)10:30~16:15 (注:5/24以前にご案内していたものより休憩時間を短縮しています。)
会場
大田区産業プラザPiO(京急蒲田駅前)
主催
炭素材料学会
協賛
日本化学会,電気化学会関東支部,電気化学会関西支部,電池技術委員会
定員
150名
参加費(消費税及びテキスト代を含む)
正会員・賛助会員・協賛正会員 25,000円
学生会員(協賛学協会含) 5,000円
非会員 35,000円
学生非会員 10,000円
(オンライン開催の場合変更の可能性あり)
プログラム
- 10:30-11:10
- 「リチウムイオン電池用機能性導電助剤の開発」
(日本ケミコン) 石本 修一 - 11:15-11:55
- 「積水化学工業における蓄電池用炭素材料のご紹介」
(積水化学工業) 和田 拓也 - 13:10-13:50
- 「超イオン伝導性リチウムイオン電池用電解液の開発」
(旭化成) 野田 大介 - 13:55-14:35
- 「固体電池 再考」
(永井技術事務所) 永井 愛作 - 14:50-15:30
- 「硫化物系全固体電池炭素負極の動向」
(名古屋大学) 福塚 友和 - 15:35-16:15
- 「リチウムイオン電池とその材料の最新動向」
(八山) 馬場 良貴
申込方法
事前申し込みは 、5月31日(火)で受付を終了いたしました。
席に余裕がありますので、当日申し込みを受け付けます。
新型コロナ感染症対策の観点から、6月6日(月)の午前中から7日(火)の講習会終了まで、当日受付用に、WEBシステムを再開いたしますので、システムでの参加申込を行ってください。
なお、参加費の支払はクレジット決済のみとなります。
参加申込に関するお問い合わせはこちら
炭素材料学会 講習会ヘルプデスク
E-mail:tanso-koshukai[at]conf.bunken.co.jp([at]を@に変更してください。)
FAX:03-5227-8632