セミナー

炭素材料学会10月セミナー

「ユニークな形状あるいは機能を有するカーボン」

フラーレンの発見は炭素材料に関わる研究者に大きな衝撃を与えるとともに、それまでのグラファイト構造を中心とした炭素材料からの意識改革を起こしました。その結果ユニークな形状をした炭素材料研究の急速な展開があり、さらに炭素材料の新機能が見いだされ始めております。そこで本セミナーではユニークな形状を有する炭素の一つである(1)鋳型炭素の合成と新機能、また燃料電池に於ける白金代替として期待されている(2)酸素還元触媒能を有する炭素、をとりあげ、鋳型炭素研究のパイオニアであり本年度文部科学大臣賞を受賞された京谷先生を始め、これらの分野で最先端の研究をされている先生方から最新の研究内容を講演していただきます。炭素材料研究に関わる方々には今回の講演の中から今後の研究へのヒントをつかんでいただけるのではないかと期待しております。奮ってご参加ください。

  • 日 時:
  • 2009年10月16日(金) 10:00〜17:00
  • 場 所:
  • 日本教育会館 8F第3会議室(東京都千代田区一ツ橋2-6-2、03-3230-2831)
  • 協賛(予定):
  • 日本化学会、電気化学会、日本エネルギー学会
  • 定 員:
  • 81名
  • 参加費:
  • 正会員(協賛学協会含)25,000円、賛助会員25,000円、学生会員5,000円
    非会員35,000円、学生非会員10,000円
  • プログラム:
  • 1.鋳型カーボンの合成と機能
    • (1)10:00〜10:50
    • 「炭素被覆プロセスをもちいたメソポーラスカーボンの直接合成とその応用」
      @ 炭素被覆プロセスにおける材料設計
      A 鋳型式メソポーラスカーボンの特徴と特性
      B 炭素被覆プロセスにより得られる材料の用途展開
       (東洋炭素(株)) 森下 隆広
    • (2)10:55〜11:45
    • 「ソフトテンプレート法による多孔性炭素材料の合成」
      @ ソフトテンプレート法によるメソポーラス炭素の合成
      A メソポーラス炭素超薄膜の蒸気合成
      B ミクロポーラス炭素分離膜の細孔制御
       (大阪大学) 西山 憲和
    • (3)13:00〜13:50
    • 「鋳型炭素の新展開」
      @ ジャングルジム状ナノカーボン −新しい炭素構造体−
      A 水素吸蔵材としての可能性 −室温で6 wt%の水素 吸蔵を目指して−
      B 炭素をナノコートしたメソポーラスシリカは多孔質炭素?
       (東北大学)京谷 隆
    2.触媒能を有するカーボン
    • (1)13:55〜14:45
    • 「おがくずから高温炭化した白炭の酸素還元触媒機能」−長寿命動作空気電池への応用−
      @ 白炭の炭化行程
      A 白炭の基礎物性と不純物分析
      B 白炭の炭化温度と電気伝導特性(負の温度係数)
      C 空気電池正極の機能検証(電池基礎特性)
      D 白炭空気電池モジュール作製とLED照明への応用
       (鳥取大学)安東 孝止
    • (2)15:15〜16:05
    • 「ナノシェル系カソード触媒の材料設計」
      @ 燃料電池概論
      A ナノシェルカーボンとは何か
      B ナノシェルカーボンの活性支配因子
      C ナノシェルカーボンの高性能化
       (群馬大学)尾崎 純一
    • (3)16:10〜17:00
    • 「放射光を用いたカーボンアロイ触媒の化学構造解析と触媒機能との相関」
      @ 研究の背景:何故放射光解析が必要か?
      A 放射光解析法の原理
      B カーボンアロイ触媒中窒素の化学構造と触媒機能の相関、量子力学計算との相関
      C カーボンアロイ触媒中微量金属元素の化学構造
      D 超高輝度放射光を用いた発電中燃料電池の化学構造変化解析(計画)
       (東京大学)尾嶋 正治
  • 申し込方法:
  • 郵便振替での支払を希望される方は、学会HPから9月28日(月)までにお申し込みください。 クレジットカードでの決済の場合、申込登録は、10月8日(木)まで受付可能です。

    カード決済のみ10/14(水)まで延長されました。
    https://www.wdc-jp.biz/jec/workshop6/seminar/

    登録完了後、郵便振替票付請求書をお送りさせていただきます。参加費は10月8日(木)までにご納入ください(払込期日厳守)。当日の申込も受け付けております。
    ■参加申込に関するお問い合わせはこちら
    E-mail:tanso-desk@bunken.co.jp 
    FAX:03-3368-2869
    総評会館へのアクセス http://www.sohyokaikan.or.jp/access/index.html